ジャカルタでの法要

 

昨年、ブログにご報告したジャカルタ蓮華寺本堂落慶式のご報告の続きです。

 

蓮華寺本堂落慶式は地元の檀信徒の方々と日本から訪れた私たちと共に作りあげた落慶法要でした。

信者さんの中にはキリスト教、イスラム教の方々もいらっしゃり、教義だけによる布教活動ではなく

エルフィナ上人のお人柄による布教でした。

 

教義はもちろん大切ではありますが、

まずは心に寄り添い、仏教の教えに触れてもらうというエルフィナ上人のお姿に

自分たちの布教方法を今一度見直す機会に出会えた貴重な経験でした。

 

 

 

英雄墓地にも行きました。

ここには独立戦争の時に協力した日本兵の方々の墓所もあり、皆で法味を言上しました。

 

 

 

すべての日程を終えて帰途につくといったときに

なんと火山が噴火。

噴火したマラピ火山はジャカルタのあるスマトラ島にありましたが場所は離れており、

また噴煙も3000メール位であった為飛行機には影響なく

帰って来る事が出来ました。

地球規模で火山活動が活発になっているのかと感じます。

命を落とされた方々に心より哀悼の意を表します。

 

 

今回のジャカルタでは、エルフィナ上人はじめ地元の檀信徒の皆さんの真心と温かいお人柄に触れ

また、宗派の垣根を超え、信仰や布教というものについても考える

大変意義深い経験を積ませていただきました。

この様なご縁をいただけたことを諸天善神に感謝する法要の旅となりました。